観光地としての魅力は、そこで働く人々の表情や、チームの中に流れる空気に現れます。しかし、日々の業務の忙しさの中で、本来大切にすべき「ともに働く仲間とのつながり」や「生活の質の向上」が後回しになってしまうことも少なくありません。
本プロジェクトでは、働く人々が孤立せず、周囲と良い人間関係を築きながら、自身の暮らしを肯定できる状態を作ります。それは単なる福利厚生の充実ではなく、海士町というフィールドで働くことの「納得感」と「誇り」を醸成するための組織文化・環境のデザインです。
プロジェクトの進め方
本プロジェクトでは、日常の「食」と「住」という2つの基盤を中心に、働く人の豊かさを具体化していきます。
①食を通じたコミュニティと文化の醸成
働く日常の中に、同僚や関わる人々と対話が生まれる「場」を組み込みます。
・「賄い(まかない)」の充実と共有:栄養面でのサポートに留まらず、ともに食卓を囲む時間を日常のなかに設計します。ランチの時間を共有することで、役職や職種の垣根を越えた信頼関係を築き、互いを尊重し合える組織文化を育みます。
・関係性の質を高める仕組み:食を通じて、働く人同士、あるいは地域の人々との接点を作り、孤独を感じさせない「心理的安全性」の高い職場環境を実現します。
②暮らしの質を高める住環境の再定義
従業員が生活する場を、単なる「寝泊まりする場所」から、地域とつながる「拠り所」へとアップデートします。
・住環境(社員寮・シェアハウス)の改善:社員寮や住宅、シェアハウスの物理的な環境を整えるとともに、そこに流れる「関係性」をデザインします。
・地域とつむぐ住居の形:メルボルンの「ナイチンゲール・ハウス」のように、住まいを通じて島の人々との緩やかな関係性が生まれる仕組みを検討します。プライバシーを確保しつつも、共有スペースや地域に開かれた機能を設けることで、移住してきた観光従事者が地域社会に自然と溶け込める基盤をつくります。
③豊かさの指標化と継続的な改善
働く人の状態を定期的・客観的に把握し、施策の有効性を検証します。
・エンゲージメントと関係性の可視化:働く人々がどれだけ周囲と信頼関係を築けているか、今の環境に満足しているかを対話や調査を通じて把握し、プロジェクトの施策に反映させます。
プロジェクト主体・募集元
株式会社海士
募集詳細について
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